松井さんのブログ(かり)

なんか意味なしゲーム作成ブログになってる

やきつく眩しさ

港町で仕事を待つ間

朝日が昇るのを見ていた

東京の港よりも

なぜか海に近い気がした

気のせいだろう

秋の少し冷たい風は

肌でその季節の到来を知らせてくれる

dazzling

やきつくまぶしさ

港にはすでに散歩する老人がいて

よたよたと歩く犬が老人のあとを追う

 

朝日が昇り始めると

闇になれた僕の目を

神々しい光の矢で射られたかのように

しばらく赤く視力を失わせる

景色が見えてくるようになるまでの瞬間に

何か大切なものを思い出したような気がしたけれど

思い出せない自分が辛い