水彩の魅力の一つ(というか大部分だと思う)は、一つのいろ、あるいは複数の色の織りなすグラデーションであることは確かなことだ。
そのグラデーションの作り方のいくつかを紹介してみる。
その1
筆にたっぷり色を含ませて、なるべく広い範囲を「だー」と塗る。
カッコ良い単語を並べて書き直してみると、
筆のストークでグラーデーションを作る。
誰でもすぐにできる手法だ。
かすれた部分も絵として楽しめ。みたいな書き方。
ちなみに昔の作品だけれど、これはそんな感じだけで描いたもの。
その2
水をダバーと紙の上に広げた後に、色をちょちょーんと色を乗せて、紙を動かしたりして、グラデーションを作る。
かっこいい単語で言えば、ウェットオンウェットだったっけ?
僕はこのやり方、下手なんだけど、大好きなグラデーションの作り方で、動画配信なんかでは、たいていの水彩画かが披露している。これも基本中の基本。それが下手な僕って一体。
でも最近の絵はほぼこれをやっているよ。
オレンジとイエローを目に焼き付いた状態みたいにミョーンとした感じに利用してみている。
その3
水をスプレーする。
これは、色をこんなんでいいかなーと配置した後に、100円均一のプッシュ式の入れ物で「水」をシュカシュカ、吹きかけて滲ませる感じ。
参考となる波の絵をアップしようとして、探しているんだけど、どっか行っちゃった。
その4
絵の具を直で紙の上に乗せて、ナイフで伸ばす。
もう水彩じゃねー!とも言えてしまうけれど、アクリル絵の具なんかの画家さんでこれをやって、素晴らしい絵を描いているかたがいる。
そして実際効果的だ。
てかかっこよくない?初めてどこかの路上でそれをみたとき、かっこよさに体が震えた。
こんな風に描けたら、マジすげぇなと思っちゃう。
というかお金が溜まったらやってみよう。
どうでしょうか、僕は独学(でも他人の描いているのをみているので、必ずしもそうでもない?)で絵を描いているので、こんな感じに理解して、できれば効果的に利用したい。