エッセイだからかわからないけれど。
村上春樹さんの本音が見える気がする。
とはいえ、古いものなので、かなり昔の。。。という感じです。
たぶんどこかでフリオ・イグレシアスを知ってはいるかもしれないけれど、全然思い出せないので、知らない体で。
村上さんのフリオ嫌いがとても面白い。
他人の悪口をここまで大っぴらに書いている文章なのに、なんでこんなに面白いのか。
なんというか村上さんの人間味があふれているからかな?と思う。というのも、悪口ではあるものの、なんか褒めているような文章が見え隠れしている。そんな感じ。
気のせいかもしれないけれど。
僕なんかは、ぱっと見女性に一目惚れされるような男ではないけれど、時々(本当に時々)女性たちの生贄というか、なんか流れがわからないうちに複数人に囲まれて食事会に紛れ込んでいる、というようなことがあった。
そんな時は、村上さんに悪口を言われてしまうのかな、と考えてしまったりした。まぁ本当に時々なんだけれど。
とても楽しいのでまだ読んでいます。